13. Yammer導入についての提案

13.1. 概要

  • 社内コミュニケーションの活性化の1手段としてYammerを導入したい

13.2. 社内コミュニケーションの重要度

  • 社員の確保という観点から見た重要な問題として、下記3点が挙げられる
    1. 仕事に対する満足度
    2. 金銭的な報酬の満足度
    3. 社内コミュニケーション
  • 上記の基盤が薄いと社員が流動的になり辞める社員が後を絶たない状態となる
  • 会社としての取り組み
    • 1に関しては営業やSE管理室が各自で努力している所と思われる
    • 2に関しては会社の収入に依存するので、今すぐ手を入れる事は不可能
    • 3は現状取り組んでる部分があるが、まだまだと出来る事があるのではないか?
  • 社内コミュニケーションについて、色々な視点で考え、もっと力を入れるべきでは?

13.2.1. 社員同士のコミュニケーションがあると?

  • 横の繋がりから生まれる連携、会社への帰属意識の高まりや、ガス抜きの効果がある
    • ちょっとわからない事があるんだけど、誰かに聞いてみようかな
    • あの人が参加するならボクも講習に出てみよう
    • 現場で新しい案件があるらしいんだけど営業に言ってみようかな
    • 会社辞めたいんだけど、まず誰かに相談してみようかな

13.3. 社内コミュニケーションの現状

  • 帰社日等の全体イベント
    • 回数が少なく、定常的なコミュニケーションの場としては不足
  • 課会
    • 定期的に開催されている
  • 社内Web
    • 慣れてない人や、苦手な人等、書き込むハードルが高いと感じる人が多い
    • 会社として推進する取り組みが一切無い為、利用者が少ない
      • 別途、会社として取り組む必要がある
  • サイト制
    • 手探り状態?
  • 勤務地域別懇親会
    • 手探り状態?

手軽(気軽)に社員同士がコミュニケーションを取る手段が存在しない

そこで Yammer です

13.4. Yammerとは

13.5. Yammerを導入した際の期待する効果

  • 多くの社員が気軽にコミュニケーションを取る事
    • 社内Web(OpenPNE/SNS)より書き込むハードルが低い
    • 宛先、受取先の指定に柔軟性がある。個人宛てのメッセージは当然可能だが、自分の意志で特定の集団の投稿を見る見ないを選択可能
  • 災害時の連絡用として
    • 携帯電話や携帯電話のメールが混雑で繋がらないような時でもインターネットに繋がれば利用可能

13.6. Yammer導入が失敗するケース

  • 社内Webと同様、投稿や閲覧者が少なくなる

13.7. Yammer導入を成功させるには?

  • 投稿や閲覧者を増やす為にはどうすれば良いか
    • まずは先導する人を置いて、どんどん投稿する
      • 投稿(コンテンツ)が少なければ閲覧しようとは思わない
    • 会社としての周知もメールとは別にYammerでも流す
    • 社内にいる人に積極的に投稿してもらう
  • 書き込みのハードルを高くしない
    • 仕事中の投稿を咎めない
    • 内容について厳しく問いたださない
      • 予め、機密情報漏えいの恐れのある話題、公共良俗に反する話題、政治、宗教等の論争になりそうな話題の禁止をルール決めし、それ以外については個人の良識にまかせる

13.8. 仮導入について

  • 導入を検討する為に、現在社内に勤務している人とITSの課長、サイトリーダーで試験運用をしたい
  • 必要事項
    • 各自が下記サイトで社用メールアドレスを登録する
    • 通常はWebブラウザで利用できるが、デスクトップ用、スマートフォン用アプリをインストールすればより快適になる

13.9. 本導入についての判断

  • 3か月程度仮導入の後、登録者の使用感をアンケートし社長の判断を仰ぐ