まずはドキュメントを構造化する際に骨となる toctree ディレクティブの説明です。 とても重要なディレクティブですので必ず読んで下さい。
ドキュメントを作成する際は、大抵、大項目をいくつか挙げ、その下に紐付く中項目、小項目をぶら下げる ツリー構造 で考える事が多いのではないでしょうか? ツリー構造 であれば見通しがよくなりドキュメントの作成を進めやすいですよね。
Sphinxの場合は ツリー構造 にする方法が2つあります。
index.rst と同じディレクトリ階層に2つのreSTファイルを置くと仮定します。
first.rst:
1つ目のファイル
================
* これは1つ目のファイルです。
second.rst:
2つ目のファイル
================
* これは2つ目のファイルです。
これらのファイルを index.rst に読み込ませるには下記のように記述します。
.. toctree::
first
second
html化すると このようになるはずです。
単純にreSTファイルをディレクトリに小分けして格納するだけです。
.. toctree::
unyo/tejun01
unyo/tejun02
unyo/tejun03
kochiku/network
kochiku/kanshi
kochiku/server
例では index.rst と同じ階層に unyo , kochiku というディレクトリを作成し、それぞれのディレクトリ配下にreSTファイルを作成してあります。
※例は省きます